投資を始めるのが怖いワケ

なぜ、投資を始めるのが怖く感じるのか？

今日は『みらいはれ資産形成シリーズ』
投資を始めるのが怖いワケ

お金のお話セミナーや
お客様の相談で
よく出てくるワード「投資が怖い」

本当に多くの方がおっしゃいます。

なぜ怖く感じるのでしょうか？

よくわからないから？
それもあると思いますが、
今日は行動経済学の視点から解説します。
　

プロスペクト理論を聞いた事がありますか？

実は
人間は利益を得たときの喜びの感情より
同額の損失を被った時の悲しみの感情の方を
強く感じるんですね。

上のグラフ

【横軸】左に行くほど損失、右に行くほど利益
【縦軸】上に行くほど満足、下に行くほど不満

1万円の利益の満足を+1としたら
1万円の損失の不満は-2.25

つまり、
交通違反をして1万円の罰金を取られたら
その悲しみ
その悔しさ
そのショック は
道端で同額の1万円を拾っても
埋められないんですね。

道端で2.25万拾ってトントンなんです。

投資で利益を得る喜びよりも
損失を出す悲しみや後悔などの
心理的ダメージをより重く
意識してしまうんですね。

なので、
全ての金融商品にはリスクがありますが
より強いリスクが発生する金融商品の
取引のチャンスが来た時に
怖い気持ちが強くなって
見送って現状維持してしまうのですね。

今日は行動経済学からのお話でした。

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